2010年02月10日

新検査機器導入!!

先日ご報告した検査ラインのリニューアルに伴い
今後必要となる新検査機器を導入しました。
それは
オパシメーター!
??? なにそれ? ですよね

オパシメーターとは、排気管より採取した排出ガスに光を透過させて、
その透過率から粒子状物質による排出ガスの汚染度を測定します。
最近のディーゼル車は黒煙よりもPM中のSOF(有機性可溶成分)を測定する必要があるため、ディーゼル車の排ガス測定が、現行の黒煙測定器(テスター)による黒煙濃度測定から、光透過式黒煙測定器(オパシメーター)によるPM測定へと移行します。
平成19年9月以降に型式認証されたディーゼル車は 
継続検査をオパシメーターで行なう必要があります。
現在は新旧全てのディーゼル車をオパシメーターで検査できることになっており、
黒煙テスターからの切り替えが全国の自動車検査場で進んでいます。

せっかく導入したので、切り替えを行いところですが、
当社の黒煙テスターは、まだまだ現役バリバリです。
今のところ大活躍してくれています。
実はここだけの話ですが、オパシメーター導入後
まだ対象車両の検査が一度もありません。

是非、当社1番の測定車になりませんか?
(対象車両じゃないとダメですが・・・)
  

Posted by carmainte-mishima at 16:27

2010年02月01日

ヘッドライト 上向き?下向き?

ちょっと気になることがあります。
お客様もほとんどの方がヘッドライトの不具合の時に、
「下向きが点かなくなった」とか「上向きが切れちゃった」
との整備依頼があります。
当然のように私を含めた多くのメカニックもついついこのように表現します。

しかし、正確には上向きは、走行灯 下向きは、すれ違い灯と言います。
あれ?って思いませんか?
多分ほとんどの方が通常すれ違い灯(下向き)で走行していますよね
それは、対向車や前を走る車に自分の車のライトが眩しく迷惑をかけないように
するために下向きにしていると思います。
ところが、道路交通法では走行灯(上向き)が原則のようです。
当たり前ですが、他の車両と行き違う場合や他の車両の直後を進行する場合には
運転者は、政令で定めるところにより、灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作しなければならない。と決められています。
今時、そうそう周りに車がいない状況って・・・
それでも、裏通りや対向車のない場合に走行する時には、
面倒でも安全面から走行灯(上向き)を使って走行しましょう!

話はかわって、整備工場としては
平成7年12月の保安基準の改正に伴い、
ヘッドライトの検査基準が、従来の走行灯(上向き)から
すれ違い灯(下向き)に変更し、平成10 年9 月1 日以降に
生産された自動車の前照灯については、
すれ違い灯(下向き)での検査が導入されています。

まっ なんでこんな話題をするかと言うと・・・
ヘッドライトの進歩により(HIDやLEDなど)
以前のヘッドライトテスターでは検査が出来ない車が
続々と販売されている中
当社でも画像処理方式のヘッドライトテスターを導入していました。
ただ、しばらく基礎工事をおこなった部分の床が、未塗装のままだったのですが
このたび綺麗に塗装工事を実施して検査ラインがリニューアルしました。


ライトの向きや明るさが気になる場合は、お気軽にご相談下さい。

  

Posted by carmainte-mishima at 14:48